各種アレルギー
花粉症、食物アレルギーの方達を施術した経験があります。花粉症を引き起こす植物は60種以上が報告されており、報告されていないものも含めればさらに多いであろうと言われています。
春先に大量に飛散するスギの花粉が原因であるものが多いのですが、ヒノキ科、ブタクサ、マツ、イネ科、ヨモギなど他の植物の花粉によるアレルギーを持つ方や最近の傾向として2,3種類の花粉に反応する方もみられます。
特にスギ花粉症患者の7〜8割程度はヒノキ花粉にも反応します(よって、スギ・ヒノキ花粉症と呼んだほうがよいとの指摘もある)。また、「イネ科」と総称されることからもわかるとおり、その花粉症の患者は個別の植物ではなくいくつかのイネ科植物の花粉に反応することが知られています(○○科と総称されるのは光学顕微鏡による肉眼観察では区別がつかないためでもある)。これらは花粉に含まれているアレルゲンがきわめて類似なため、交差反応を起こしているからのようです。花粉症は数回の施術により発症しなくなった方もいますが、基本的には花粉飛散半年以上前から定期的に施術する必要があります。
食生活の改善、生活環境内の電磁波、体内の重金属、農薬などが原因で引き起こされることも多々あります。ヨーロッパでは「アレルギーを治すのは、ガンを治すより難しい」と言われているように改善に導くためには根気よく取り組む必要があります。
2014年2月13日 12:00 PM | カテゴリー:各種アレルギー
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※ 記載されているものと同じ病状、症状であっても施術後の経過、結果については個人差がありますことをご理解くださいますようお願い申し上げます。