各種後遺症

１、ムチウチ

（１）少し運動をしたり、仕事をするだけで症状が悪化してしまう。
（２）天候の変化（特に気圧）や寒さ、湿度などに体調が振り回されてしまう。
（３）夕方や朝方に痛みやツレが増して辛くなる。
（４）集中力がなくなり、長時間の仕事が困難になる。
（５）頭痛・だるさ・無気力感・全身の疲労感・不眠など体調が狂う。
ここに挙げた様々な症状も中医学的に見るといくつかの経絡の異常の典型症状です。季節や気温、天候によっても変化しますが肺経やそれと関連する膀胱経、大腸経などの経絡を根気よく調整することで回復させることができます。骨や筋肉に異常がみられなくても見えない気の流れには、はっきりと異常がみられます。　

２、脳出血をはじめ、脳梗塞、くも膜下出血の後遺症

その程度に差があるものの後遺症ではほぼ必ず見られる症状であり、また体の片側・半分だけに出ることが多い点が、ひとつの特徴になっています。もっともよく見られる後遺症は、体の片半分にあらわれる「運動麻痺」やしびれなどの「感覚障害」です。
これらの症状も異常のある経絡を調整することで硬直した筋肉を無理なく弛められることから回復が速くなります。やはり肺の経絡のバランスが崩れることが原因の事が多くみられます。

３、乳がん、子宮がんなどの術後に多くみられる、主に片側だけの手や脚のむくみ（浮腫）

経絡調整、波動調整を根気よく繰り返すことで回復させることができます。
過去の症例には腕の動きが良くなり、手指が握り込めるようになった乳がんの方や、子宮がんの方で歩行が大変負担だったのが、苦にならなくなり毎朝散歩が出来るようになった例もあります。

４、骨折、捻挫の回復と後遺症

骨折、捻挫の回復は施術をすることでかなり早まります。季節や気温、天候によっても変化しますが炎症に効果のある肝経をまず使うことが多いでようです。
後遺症による痛みや運動機能障害にも施術により効果をあげています。

2014年2月13日 11:00 AM | カテゴリー：各種後遺症