事例紹介

2014年2月の記事

不眠

不眠

不眠症で悩んでいる人は日本人の5人に1人の割合だと言われています。特に中年以降になるとその割合は高くなってきます。では、どういう症状が不眠症だと言われているのでしょうか?

不眠症とは睡眠時間の長さではなく、目覚めた時にだるさや、眠気があり、日常生活を行っていく上で支障をきたしてしまう程度によって判断されます。

ですから睡眠時間がたとえ長くても、起きた時の状態がまだ眠かったり、だるさがあるようだと不眠といえるでしょう。逆に短くても、目覚めが爽快であれば不眠ということにはなりません。目覚めた時の不快感によって、判断されるということになります。時間ではなく眠りの質を高めることが大切になってきます。

不眠の原因になっているのは主に次の5つが挙げられます。

  • (1)身体の不調(咳や喘息、あるいは熱やかゆみや、睡眠時無呼吸症候群など)
  • (2)環境変化(旅行、時差、暑さ、騒音、明るさ)
  • (3)精神的ストレス
    (悩みやイライラ、極度の緊張から精神的にストレスがたまるのが原因)
  • (4)心の病気(精神的ストレスが更に大きくなり、うつ病などの精神疾患が原因)
  • (5)薬やアルコールが原因(薬の副作用やアルコール、カフェインの摂取が原因)

★不眠症のタイプ

1、入眠障害タイプ
寝つきが悪くなかなか眠れないタイプです。但し、一旦眠ってしまうと朝まで眠れるタイプで不眠症では一番多いタイプといえます。
2、熟睡障害タイプ
眠りが浅く、直ぐに目が覚めてしまうタイプです。老人の不眠や神経質な人に多いタイプになります。
3、早朝覚醒タイプ
朝早くに目が覚めてしまって、そのまま眠れなくなってしまうタイプです。躁うつ病や高齢者に多く見られるタイプです。
4、中途覚醒タイプ
寝ている時に何度も目が覚め、眠れなくなってしまうタイプです。何度も目が覚めてしまうので充分に寝た気がしないというタイプです。

対処療法ではなく、根源的な不眠解消をしていくには薬物療法だけに頼るのではなく、生活環境を整えること、生活習慣を見直すこと、自律神経、ホルモンに関係する心包経という経絡を中心に調整し、並行して波動調整することで改善することができます。

更年期に関する悩み

更年期障害

更年期による女性ホルモンの減少から起るため、もちろん、月経不順や月経異常などもありますが、ほかにはホットフラッシュ(顔のほてり、のぼせ)、逆に冷えなどもあれば肩こり、頭痛やめまい、耳鳴り、といった体の症状から、不安感やイライラ、憂鬱感の増幅、不眠といった精神的な症状が現れる方もいます。

中医学的にみると自律神経、ホルモンの働きと密接な関係のある心包経や肝経を中心に調整し、並行して波動調整していくことで症状を改善させることができます。

冷え症

冷え症イメージ

女性で冷え症に悩む方は多くみられます。実は女性ばかりではなく、男性にも見られます。冷え症は、季節的なものだと思っている人が多いと思いますが、冷え症は夏にも見受けられる症状で、特に冷房病からくる冷え症は深刻です。

エアコン完備が普通になっている現代、温度調整をする神経は鈍り、体温調節が出来にくくなっているようです。夏に冷房病から通常冬に見られる経絡の異常がでることもあります。冷え症の一般的な特徴として、身体全体に寒さを感じないが、四肢など「ある特定の部分だけが冷えること」と定義されています。そして、冷えの指標は本人が不快感を感じる温度のことを言いいます。

ひとつの原因として、女性特有のホルモンの変動とそれに伴う自律神経のバランスの乱れが考えられています。40歳以上の女性に多くみられるところから卵巣機能の失調に注目もされています。また、情動障害を伴った心因性のものもみられるようです。

症状が見られる女性は、周期的なホルモン変動(毎月の排卵と生理の時期)の時期に体調、感情の乱れが大きいのはこのためと考えられています。

一般に、女性は男性に比べて皮下脂肪が多いのですが、熱を通しにくい脂肪は、一旦冷えると温まりにくい性質があります。加えて、男性に比して血流の多い筋肉が少ないことも原因しています。女性は男性に比して寒さに強いといわれていますが、冷え性の女性はエネルギーの放散が緩いため、厳寒の雪山などや水難で遭難した場合にはむしろ長生きするといわれています。

冷え症イメージ

冷え性に伴う慢性的な血行障害が原因で、しもやけ、腰痛、肩こり、肌あれなどが起きます。

妊娠中、更年期にいたり、のぼせたり顔がほてったりするのに手足は冷える症状がでる場合がありますが、同様の原因によるものと考えられています。また間違った無理なダイエットから生理不順を招くことも冷え症の原因になるようです。これは タンパク質、ビタミン、 ミネラル、脂肪などの摂取不足から栄養失調を生じるためのようです。

低血圧の人、無理なダイエットによって低血圧になってしまっている人、偏食やダイエットによる栄養不足の人は、普通の人より血液を運ぶ力が弱くなっていて、貧血になりやすい状態といえます。当然、貧血になると、体内の血行が悪くなり、冷え性を引き起こしてしまいます。

暖房の完備した部屋で活動しているにも関わらず、手足にしもやけができる方を当初は不思議に思っていましたが、異常のある経絡を調べるとどの方もホルモン、自律神経、血液と関係ある心包経や肝経などに異常が頻繁にみられる傾向があるように思えます。

定期的に経絡調整・波動調整を続け、食生活・生活習慣をできる限り見直し、自分でもできる体操、経絡の調整法を続けていくうちに改善されていきます。

各種アレルギー

各種アレルギー

花粉症、食物アレルギーの方達を施術した経験があります。花粉症を引き起こす植物は60種以上が報告されており、報告されていないものも含めればさらに多いであろうと言われています。

春先に大量に飛散するスギの花粉が原因であるものが多いのですが、ヒノキ科、ブタクサ、マツ、イネ科、ヨモギなど他の植物の花粉によるアレルギーを持つ方や最近の傾向として2,3種類の花粉に反応する方もみられます。

特にスギ花粉症患者の7〜8割程度はヒノキ花粉にも反応します(よって、スギ・ヒノキ花粉症と呼んだほうがよいとの指摘もある)。また、「イネ科」と総称されることからもわかるとおり、その花粉症の患者は個別の植物ではなくいくつかのイネ科植物の花粉に反応することが知られています(○○科と総称されるのは光学顕微鏡による肉眼観察では区別がつかないためでもある)。これらは花粉に含まれているアレルゲンがきわめて類似なため、交差反応を起こしているからのようです。花粉症は数回の施術により発症しなくなった方もいますが、基本的には花粉飛散半年以上前から定期的に施術する必要があります。

食生活の改善、生活環境内の電磁波、体内の重金属、農薬などが原因で引き起こされることも多々あります。ヨーロッパでは「アレルギーを治すのは、ガンを治すより難しい」と言われているように改善に導くためには根気よく取り組む必要があります。

アトピーに関する悩み

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の症状は、かゆみのある湿疹がずっとまたは繰り返して(大人では6ヶ月以上、乳幼児では2ヶ月以上)続くことが特徴です。

その他に本人または父母兄弟にアレルギー体質やアレルギー疾患があればアトピー性皮膚炎と診断されます。

アトピー性皮膚炎の典型的な症状は年齢と共に変化します。また、同じ年齢であっても、何が原因になっているかによってかなり違ってきます。

一般に、アトピー性皮膚炎は年齢によって下記に分類されます。

  • (1)乳幼児型アトピー性皮膚炎
  • (2)小児(学童)型アトピー性皮膚炎
  • (3)成人型アトピー性皮膚炎

生活環境内の電磁波、化学物質、体内の重金属、農薬などが原因で引き起こされることが多々あります。まずこれらの障害を取り除くことも改善に導く上で重要な要素になります。

皮膚症状は中医学的にみると、季節や気温、天候によっても変化しますが肺の経絡に異常の出る傾向があり、、定期的に施術を続けていくうちに改善されていきます。

※ 記載されているものと同じ病状、症状であっても施術後の経過、結果については個人差がありますことをご理解くださいますようお願い申し上げます。

茂木先生

一人で悩まずに、ぜひ一度月笙堂の施術をお試しください。
昔から病は「気」からといいます。
たくさんの方が月笙堂の施術で健康な身体を取り戻しています。
薬に頼らない健康な自分を。

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